サッカー観戦


世界一のクラブチームを決める一戦、
こういう時は息子が居て本当に良かったと思う瞬間。
うちの娘も相当楽しいんだけど、バカバカしい面白さとか戦いとかいうたぐい
の話になると、女は手のひらを返したように急に馬鹿にした態度を露にする。
そこへいくと男同志はいい!くだらない話を延々と語り合うことが出来る。

「根拠のない自信」を小さい頃から持っている不思議な息子とはよく二人
だけで旅をした。母親のいない男同志の旅は父親としてそれは勉強になった。
常に安全かつ快適にと頑張っている父に一言、
「おとうさん、何をそんなにあせっているの?」
カウンターパンチをくらったターセンは、お前のためだろうという言葉を
グッと飲み込んで、お前のためと言っているのは所詮自分のためなんだと
気がついて、彼のマイペースに人間として感服させられたのです。

オーストラリアの西の果てで初めての南十字星に見とれて2時間半、
帰り道を見失ったターセンを心配して捜してくれた息子。
そう云えば、迷子になった小さい息子を捜して、気違いのように
ビルというビルを駆け上がって3時間半、誘拐されたと覚悟したあの時。。。
善福寺公園の池にはまった息子を泥だらけで助けたこともあったなあ。
いろんなことを思い出しながらのサッカー観戦。
うるうるしないようにしなくっちゃ!

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