古い額

デジカメとケータイとブログの発達で、
一億総カメラマンみたいな時代になりました。
でも 写真をなりわいとしているフォトグラファーの撮る写真は
やっぱりスゴイんです。
その瞬間の空気やにおいまでをも写し撮っているとでもいうのでしょうか、
奥行きが感じられるのです。
それはいい絵画にも云えることで、切り取られた風景の中に
スッと入っていけて、どんどん想像がふくらむんだよね。

今回のドイツ展の特徴のひとつは、
写真の入っている額がアンティークのものだということです。
かなりドイツ人気質に近いターセンとカーリンは、
古い額に縁どられた遠い国の写真たちを見て
なんかなつかしい気持ちを味わってます。

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