博多に転勤して カーリンと運命的出会いのあったターセンですが、
もうひとつ祭りとの大きな出会いがありました。
山笠です ヤマガサと読みます。
山笠があるけん、博多たいっ!
植木屋だった祖父は、引田組の半纏にザバーッと井戸水をかぶって
ご近所の火事にすっ飛んでゆく それはそれは格好良かった。
そんな血の気の多い祖父の遺伝子を受け継いだせいか、
男だけが締め込み(ふんどし)で走り回る
勇壮果敢な博多祇園山笠に魅せられて30年。
サンフランシスコからのホームリーブ(公休帰省)も山笠に合わせて、
朝のNHKテレビニュースに取材されてたら、東京本社の役員の人が
「こっちに報告も来ずに何しとるーっ!」と騒いでたのはちょっと有名な話。
先ずは東京での上質な暮らしとのギャップを埋めるためのイメトレです。
脚絆を巻いて地下足袋をはいて、しめこみ締めて・・・
あーっ ムズムズしてきたー ウキウキしてきたー 熱ーくなってきたーっ!
それでは明日から2泊3日山笠かつぎに行ってきまーす。
気をつけてねと相変わらずクールな(博多ッ子)カーリンの見送りを
背に受けていざ出陣。