ハロウィーンを彫る


福岡に転勤して カーリンと結婚。
東京にいつかは戻るんだろうねと寂しげにつぶやく親父さんに、
「いえ、なるべく福岡にいます!」と誓った2年後には、
サンフランシスコへ転勤。そして その後は東京。
博多へは 山笠という祭りの中の祭りに出るために毎年帰るだけ。
その瞬間心からそう思うし、そこに嘘はひとつも無い。
秘かに これこそリーダーの大切な資質だと思っている。

外国で6ヶ月から3才の間盛り上がるハロウィーンを体験し、
お祭り好きな父の血を開化させた娘は、毎年どんなに忙しくても
大きいパンプキンを買ってきて 無心に彫る。
ターセン以上にイベント好きに育った娘、
時々あきれながらも 判り合える喜びにひたるのであります。

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