ロマネコンティ

ターセンがいる時代、その会社は最盛期を極める
(と勝手に自分で思っている)。
赤い部屋や青い部屋を会社の中に作ったり、
社員番号のある犬がフロアーを自由にうろうろしていたり、
それはそれは豪快で楽しいことが大好きな名物社長だったSさん。
大きな契約が取れると、富士山に沈む夕陽で真っ赤に染まった
赤い部屋に招かれてロマネコンティで乾杯!となる訳です。
すごーく面白い時代だったなぁ。
今でも彼はロマネコンティをオークションで落としては、
豪快に飲んだり、人にプレゼントしているらしい。
先日もギャラリーを訪れた際、おみやげに年代物のロマネをくれた。

ターセンは、大スキなリストランテイマイでしつらえてくれた美味しいものを
息子たちと食べながらサラッと飲んでいる。

うんちくも大事だけど、知識が感性を邪魔することがしばしばあることも
事実。どこどこのなになにも確かにスゴかったりする場合もあるけれど、
ありのままを丸ごと受け入れられる「自分」になれたらいいなと思う。
色メガネを外してね。
そんなターセンのちょっとした秘訣は、「面白い!」って思うことかな。
ホー、そうきたかとか、そんな風に思うんだね なかなか面白いぞ なーんてね。
所詮 WE ARE ALL ONE だもの。

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