2008年12月 のアーカイブ

ヤモリくん

2008年12月30日

武蔵野の地に住んで25年、今のこの住まいに引っ越したのは、
娘が高校入学の時だから、今では10年経つことになります。
通学時間徒歩7分なのに遅刻は100回を超え、呼び出し寸前だったことが
余裕で!懐かしく想いだされます。
ターセンもカーリンも いい子は怖いなと思っていたので、いろいろ
やってくれても笑って話せる時が来ると二人で励まし合ってきました、
そんな我が家。

この住まいは南向きではないので、寒がりのターセンにとっては
ちょっと辛いものがありますが、大きな人生の転換期を共に過ごした
大切なスペースでもあります。
そして家の守り神ヤモリくんとも時々遭遇し楽しくあいさつを
交わしています。

この子は2代目か3代目

この子は2代目か3代目


住むところはとても大切だと常々思っています。
大事なものを大切にする 感謝のキモチを言葉にする。
当たり前のことだけど、当たり前過ぎてつい忘れがち。
やっていそうで やり忘れていませんか?
一年の末に みんな自分の住まいにありがとう!と云ってみよう。

PS 最後のおまけ
ヤモリくんは、女子にはちとキモ悪いと云われそうなので、
悪のりしてもうひとつ。
山下くんがイトイさんのサイトで続けて本にもなってる、
おじさんはカワイイのターセン版・・・ちょうちょはカワイイ
ワン、ツー、スリー 

餅つき

2008年12月26日


花やの4ひきのねこの店先にあるテーブル、実は臼をひっくり返したもの。
せっかくだから本来の使いみちと去年から始まったクリスマスの餅つき。
今年はターセンも本格参加。

ここ大正通り界隈の店主たちは、それぞれがその道のパイオニア。
30年以上前、誰もやっていないことを始めた人たちです。
昔は誰もやってないことがたくさんあっていい時代と云えばいい時代
だったかも知れません。
でもね 始めるのは割とカンタン 難しいのはそれをつづけること。
つづけてみるから わかること。
つづけてみないと わからないこと。
そしてそういうことはたいてい予め予測の付かないことなのです。
餅つきだって つづけることが大切なんだ、きっと。

サッカー観戦

2008年12月22日


世界一のクラブチームを決める一戦、
こういう時は息子が居て本当に良かったと思う瞬間。
うちの娘も相当楽しいんだけど、バカバカしい面白さとか戦いとかいうたぐい
の話になると、女は手のひらを返したように急に馬鹿にした態度を露にする。
そこへいくと男同志はいい!くだらない話を延々と語り合うことが出来る。

「根拠のない自信」を小さい頃から持っている不思議な息子とはよく二人
だけで旅をした。母親のいない男同志の旅は父親としてそれは勉強になった。
常に安全かつ快適にと頑張っている父に一言、
「おとうさん、何をそんなにあせっているの?」
カウンターパンチをくらったターセンは、お前のためだろうという言葉を
グッと飲み込んで、お前のためと言っているのは所詮自分のためなんだと
気がついて、彼のマイペースに人間として感服させられたのです。

オーストラリアの西の果てで初めての南十字星に見とれて2時間半、
帰り道を見失ったターセンを心配して捜してくれた息子。
そう云えば、迷子になった小さい息子を捜して、気違いのように
ビルというビルを駆け上がって3時間半、誘拐されたと覚悟したあの時。。。
善福寺公園の池にはまった息子を泥だらけで助けたこともあったなあ。
いろんなことを思い出しながらのサッカー観戦。
うるうるしないようにしなくっちゃ!

アルネ

2008年12月14日

戦争が終わってすぐ生まれた僕らは、
母さんが作ってくれた布のグローブで野球をやり、
大学ではデモに参加し、日本の高度成長時代を引っ張ってきました。
アメリカに憧れて英語を勉強し、アイビールックで過ごした青春時代・・・
それは大橋歩さんが描き続けた平凡パンチの表紙とともにあったと
云っても過言ではありません。

歩さんとは、吉祥寺にギャラリーを始めてから、何度か
お越しいただいて、お話させていただくようになりました。
今回、アルネの吉祥寺案内で取り上げていただき、
大好きな吉祥寺の友人たちと一緒に紹介してくださっています。

点と点がつながって線になるような
線が交差して美しい絵となるような
人生の素晴らしい響きに感動しています。


What a wonderfull world !

ほっこり

2008年12月5日


さて、いよいよ本年最後のfeve展らん会。
姉妹シリーズの締めくくりは、ニット作家とお菓子づくりの長津姉妹展です。
ずらーっと並んだニットのてぶくろにやさしい美味しさのクッキー・・
こういうもののホッコリとした良さが、
ターセンにも判るようになって来ました。

よく行くそば屋に集う老人たち。
おじいさんたちは 何かにいつも怒っていて
おばあさんたちは 誰かの病気の話ばっかりしています。

いいねえ 素敵だねえ カワイイねえ
という言葉、忘れたくないなと思います。