‘日記’ カテゴリーのアーカイブ

くびまき

2009年9月26日

カーリンは、名うての冷え対策フェチ。
ほぼ日にかぎつけられて、くびまきのモデルやりました。
見てみて、1、2、3ー

母性と感性

2009年9月23日

昔から人に頼られることが妙に多かったターセンですが、
こうして毎日若い人たちに囲まれていると みんなが本当の娘や息子のように
思えて、とうさんターセン気分全開です。

何かと気になる長女は イイノ ナホ。
持ち前の明るさと体力(?)で、とうさんをいつもハラハラさせている。
今回も9月の展らん会だから、夏の間の制作で本人も もう溶けそうになっていた。
でも この通り!清々しい笑顔で初日を迎えている。
使える作品ということで、日用のガラスの新作がいろいろ並んでいる。
ぜひMITATEに見に行ってね。

西麻布まで来たら、お隣のかれんさんの所へも寄りましょう。
彼女もまた4人の母でありながら、しなやかに仕事をしている人。
麻布の昔からの家が次々と大手不動産会社に買い占められ、
24Hパーキングが増える中、古い洋館を守って頑張っています。
太古からの母性を感じるステキな女性たち。
ターセンは二人から目が離せません。

一柳京子さんの器

2009年9月20日

器は使ってみないと わからない。
料理が盛りつけられた様子を想像しながら買ってみるんだけど、
口にふれた時に違和感を感じたり、洗う時に妙に扱いにくかったり。。。

ピッチャーの姿にほれぼれとして、展らん会をお願いした一柳京子さん。
彼女のつくる器の完成度の高さにはびっくりーーー薄すぎず 軽すぎず。
自分で料理を作って実際に使っている人の器だなぁと腹にストンと落ちる。
だから引田家の食卓にはかなりの頻度で登場する。

今回はアウトバウンドでの展らん会。
古いビアボトルの形を写したものやいつもの器たち。
小林くんのリクエストで 形や色が統一されていて、
とても素敵な展示になっています。

fèveに来られる前に、fèveの帰りに
ぜひ見て欲しい ターセン一押しの展らん会です。

ルネッサンス

2009年9月17日

簡単に出来てしまうものは、やはし深みが無いような気がします。
時間やキモチ 目には見えないけれど、
確かにそれは存在していて重ねた時や想いが
そこに含まれているからこそ、しみじみ心に響くのだと感じています。
こぎん刺し・・・寒い寒い東北の野良着を少しでも暖かく
丈夫なものにするために生まれた針仕事。
資料館などで見かけても、そっかっぁと軽く
通り過ぎてしまうものだと思うんだけど。
でも それを現代の暮らしにオシャレに復活させようと
奮闘した二人がここにいる。
福田里香ちゃんと束松陽子さん。

こぎん刺し協会の方たちにけげんな顔をされながらも、
時間をかけて手間を惜しまずいろんな事を形にしてきました。
そして今回見事な一冊の本になりました。
この真似の出来ない発想とアイデア、はんぱな情熱では出来ません。
何でもお金に換算して考えるという経済至上の変な世の中で、
ギャラリーという場でこうした本物の人たちと時を過ごせることが
本当に貴重でかけがえのないことだと感じているターセンであります。

出来ること、好きなこと

2009年9月10日

ダンディゾンのホームページをリニューアルしました。
秋の完成を目指して 夏の間ずーっとあーでもない こーでもないと
エンドレスなやりとりが続きました。
こういう時 疲れたぁと早い段階でギブアップしちゃうのがカーリン。
彼女は短距離向きヒラメキ人間なんです。
逆に 投げ出す あきらめる どうでもよくなることが
ほとんど無いのがターセン。
時々今続けてるこれは何のために始めたんだっけと
自分でも笑っちゃうくらい、集中力と持続・継続力があります。
でもね、先日友人も云ってたけど、
「出来ることをやればいいんだよ」って。

得意なことや好きなことは、止めろと云われてもやりたいもんだしね。
出来もしないオールラウンド・プレイヤーを造ろうとしてた
日本の学校教育も少しは変わってきているかなぁ。

チクチク、ヌイヌイ、アミアミ

2009年9月8日

千人針というものの実物を初めて見ました。
作家さんと展らん会のテーマについて打ち合わせをしている時に、
巡りめぐって手元に来たというものを見せてくれました。
それは 一人一人心をこめた「たまどめ」の千もの集合でした。
日の丸とお守り入れ、それに弾よけでしょうか
穴のあいた古銭が真ん中に縫い付けてありました。
裏地に使ってあった花柄のカワイイ模様にちょっとキモチが救われましたが、
人のキモチは時として悪意や残酷さを併せ持っています。
でもこうして無事に帰って来てくださいという祈りを込めて
(それがために戦争末期では禁止されたらしい)、
知らない人のために針を持つ、善意も愛も持っているのです。
たった65年くらい前。
無事帰還した父のお陰でこの世に生を受けたターセンも
人の愛を受け継いで行こうと思います。

古着を驚くほどカワイイ ヌイグルミに変身させる金森美也子。
秋から冬にかけて、fèveの展らん会は
チクチクやヌイヌイ、アミアミが続きます。


誰もが平和であること、愛があること、幸せになることを
心から願って手を動かしているんだとターセンは確信しています。

トルネード舞

2009年9月3日

娘が急に思い立って ロンドン一人旅。
少ない休日を英会話と歯医者に費やしていましたが、その合間を縫って
期限切れパスポートの発行やら、運転免許の更新やら、
チケットを買って、ケータイを海外で使えるようにして・・・・
そしてさらには 8月に集中する誕生会と飲み会を幾つもこなし、
前日は徹夜で荷造りして、それこそバタバタと旅立ちました。

ハウエルのロンドン 行ってみたい気持ちが募ったのでしょう。
ロンドン行きを知った会社の偉い人が、
1時間早く出社してミニレクチャーしてくれたり、
ロンドン在住の友人を紹介してくれる人がいたり、
お店のお客さんがガイドブックを貸してくれたり、
ほんとにほんとうに数々の人に支えられていろんなことを乗り切っています。

帰国後は引田家恒例の買ったもの全紹介。
なんだかトトまで興奮して、古着の上に乗ったり。
このトルネード型性格、いったい誰に似たんだろう・・・
絶対カーリンじゃないもんな、ターセンの母さんかなあ やはし。

そして鎌倉へ

2009年8月30日

来なかった夏を追いかけて鎌倉へ・・・なーんてキザなターセンではなくて、
ギャラリーを始めてから出逢えた素敵な人たちの場を
のぞきに行ってきました。
お伴は ぜいたくにも大好きなみどりちゃん。
食べること 呑むことが目的な場合・・・アートもですっ!
みどりちゃんと一緒だと確実に100倍は楽しくなります。
先ずはLONG TRACK FOODSで これまた大スキな馬詰ちゃんに会って、
みどりちゃんは久しぶりの道案内を請う図。

次は馬詰ちゃんのBORN FREE WORKSで おさだゆかりの展らん会。
海に手が届きそうなステキな場所で、目の前で泳いでる人たちが
何故か新鮮だった。
昼食は 美味しいそば屋でかるーく(?)一杯。
それからカーリンにぜひぜひ行ってきてと云われたスクランプシャス

不思議な空気の漂うここで、ターセンは靴を購入。
ほいで ターセンの認める3人の女性頭脳のひとり、愛するロミちゃんの
ロミユニコンフィチュールでかわゆいシェフたちにウィンクして。

これで心おきなくBANKへ向かいます。
ところがまだ開店30分前、
みどりちゃんのまた知り合いのお隣のセレクトショップへ。

非売品の帽子に目が釘付けになってるうちに、
同い年のオーナーと盛り上がってワインまでいただき、
ようやくBANKで、そして上がりの寿司屋へ・・・

鎌倉はデザイナーに頼んだ感の大きな一軒家がまだまだ残っていて、
ちょっと入った路地はしっとり落ち着いて、散歩も楽しくなる街です。
アロハにビーサンのおじいさんに普通に行き交う街。
引っ越し先を捜す友人たちが決まって鎌倉辺りなのも納得。
ヤバイぞ 吉祥寺。
人材の流出を食い止めねばっ!
土地を細切れに売って、20坪のところにぺらぺらのスペインもどきの家を
建てるのはもう止めてくれー。

夏がアブラゼミのように最後の力を振り絞る暑い日に、
ターセンも残りの人生、人と街を美しく育てることに力を注ぐと
誓うのでありました。(いつも大袈裟で、今日は長くてゴメン!)

名人

2009年8月27日

カーリンの得意技のひとつに、その道の名人を見つけるというのがあります。
吉祥寺で出逢った ある意味名人のことは
「わたしの吉祥寺」に書いてあるので、詳しく知りたい方は是非ご一読を。
そしてこの名人たちとの出逢いはまだまだ続いているようです。

ターセンのワードローブは、JIL SANDERとミナ ペルホネンのメンズが
ほとんどなんだけど、その隙間を埋めてくれているのが、
トゥモローランドです。
カーリンがすごい仲良しになった吉祥寺店長の木住野(きしの)くんが、
丸の内店に異動しちゃって足が遠のいていたんだけど、何と!!
彼が戻ってくるんだよね、これが。

何しろ服のことが大好きで 勉強家でもあるんで、
何を質問しても、ほおーっとうなるような答えが即返ってくる。
こうなると服を買うこと以上に彼との会話が楽しいんだな。
丸の内への異動がもし無かりせば、カーリンの本に絶対載っていたね。
イタリア系 レオン型トゥモローランドは自分とは違うと思っている方々、
木住野に会ってみて。
キモチのいいコットンやきれいな色のセーターなど、
気に入るセレクトにきっと出逢うから。

アンニュイ

2009年8月24日

トトと一緒に家にいると夏の疲れも出る頃なのか、
ついつい一緒にゴロゴロしてしまう。
睡魔に襲われながら、昼になく夕方になく、
ゴロゴロウトウトのターセンです。

トトの無防備な寝姿、
犬ってみんな仰向けで寝るの?

レム睡眠らしいので、誰かが帰宅する度に律儀に玄関へとお出迎えですが、
夜中のそれは相当寝ぼけた感じ。
寝ている時は、夢を見ているのか キュンキュンとかわいい寝言も言います。
もちろんオッサンのようなイビキの日もあります。

何もしない とか ゴロゴロするとかは
真面目な日本人の苦手とする所ですが、
あくせくせず ダラダラ過ごす一日のおわりも
また素晴らしいことをトトは教えてくれます。